SCRAMBLE STADIUM SHIBUYA
第8回 イベントクロストーク『公園空間がつくる新しい価値』
SESSION 1

2019.4.16
REPORT
『SCRAMBLE STADIUM SHIBUYA』構想は、昨年の「SOCIAL INNPVATION WEEK SHIBUYA 2018」(SIW)のなかで発表されました。それから1年、今年のSIWでは中間報告を兼ねたトークセッションが。まず前半となる「SESSION 1」では、経済と文化の側面に着目したトークが展開されます。
SOCIAL INNPVATION WEEK SHIBUYA 2019
『【クロストーク】公園空間がつくる新しい価値 SESSION 1』
2019/9/22 (日) 16:00〜16:50 渋谷ヒカリエ 8/COURT
登壇
ファシリテーター
長谷部渋谷区長はまず、「スタジアムの建設は区長選の際に公約に掲げたとおり、クリエイティブ、イノベーティブなまちづくりの軸として推進したい。世界、特にアジアの都市と比べると、経済や金融の面で東京は遅れ始めているなか、東京が胸を張って生き残れるためにエンタメを伸ばしていきたい。その本山のような存在が、このスタジアムだと考えています」と語ります。
ソーシャル経済メディア『NewsPicks』の佐々木さんは「コンテンツのニーズは世界的に高い。これからコンテンツ黄金時代がくる」とし、また「郊外のスタジアムは行き帰りが楽しくないけど、渋谷なら街全体で楽しめる」と賛同します。
スタジアムをスポーツ以外のエンタメに活用することにふれて夏野さんは、新国立競技場を例に挙げてこう指摘します。
「建設費用を抑えるために屋根をつけなかったから、今後採算が取れない施設になってしまったと思う。騒音の理由でコンサートが出来ないから。スタジアムに屋根をつけるべきなのは天候のためだけではありません。(こうした採算を含めた判断ができるよう、)このスタジアム構想は100%民間主導で進めてほしい」
渋谷〜新宿という大商業エリアの真ん中にある大自然——こんな文化拠点はあまり類を見ないものの、公園空間の大規模な整備は1965年に行われたまま。これが代々木公園の現状です。
長谷部「このプロジェクトの発端は、スポーツ振興を考えた上での代々木公園の活用についての議論から。代々木公園が軸となり街全体でスポーツが盛り上がることも目指したい。
例えば、女性が深夜でもひとりでランニングできるような安全なフィールドがあれば、周辺の銭湯がランニングステーションの機能を持ったり、いつでもコールドプレスジュースが飲めたりするかもしれない。そんなふうに周辺の経済を上手く回していけるのでは」
間野さんは「防災拠点としての意味でも“屋根”は必要。VIPルームを多くつくるという計画も、災害時に特別な避難スペースとして活用するというのは合理的です。たとえば赤ちゃんがいる家族などにとっては、段ボールの仕切りでは厳しいところがあります」と、防災の観点から触れながら、やがて“シビックプライド”についての議題へシフト。
「いざというとき、渋谷の人が逃げ込める大切な場所。災害時には“あそこへ行けば大丈夫”とシンボリックにわかっていることは重要な意味があります。
また平常時も、地域の一体感をつくるためには、みんなで応援できるスポーツがここにあるというのももちろん大事ですね」
長谷部「例えばストリートカルチャー、ストリートスポーツはこの街のエンジンだと思っています。ただ、道路でやるのは地域住民への配慮が必要です。しかし、このスタジアムパークにストリートスポーツに打ち込める場所があるといいですね」
夏野「東京を元気にすることは、日本を元気にすること。欠けているのは大きなスポーツ施設で、それが都心にあることで必ず次の世代の武器になります。まだ日本の経済に余裕があるうちにこういうスタジアムを作るべき」
金山は最後に、次のようにまとめます。
「代々木公園の未来を通して、東京の未来を考えていきたい。このスタジアム構想の議論が成熟して、もし仮に建設が実現しなかったとしても、議論が他に引き継がれ、いい東京になればいいと思っています」
長谷部さんは「重要なのはこれから。人口が減ってくると投資が集まらなくなる可能性もある。幸い渋谷区はこの先5年間は人口増の試算が出ています。民意を高めて5年以内に合意形成し、管轄である東京都に具体的に届けていきたい。ぜひ皆さんに背中を押してほしいです」
今後も多くの意見を取り入れながら、構想をアップデートをしていくため、イベントを定期的に行っていきます。
オフィシャルサイトにてより多くのみなさまのご意見、コメントを募集しています。本構想に賛同いただける方は、ぜひ応援の声や投票もよろしくお願いします!
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賛同者数には本サイトでの投票に加え、株式会社NTTドコモが提供するwebリサーチ「プレミアパネル」での賛成回答数も反映されています。
リサーチ概要:対象100,120人(渋谷区在住、勤務、定期利用、近郊在住者)に対して、代々木公園B地区への民設民営スタジアム構想」に対する賛否のwebリサーチを実施 (調査期間2019.3.18-29)
一般社団法人渋谷未来デザイン(以下「当法人」といいます。)は、当法人が運営するスクランブルスタジアム渋谷公式webサイト(URL:https://scramble-stadium.tokyo。以下「本サイト」といいます。)において当法人が取得する本サイトの利用者(以下「利用者」といいます。)の個人情報について、このプライバシーポリシー(以下「本ポリシー」といいます。)に従って取り扱うものとします。
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世論調査
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(1)法令に基づく場合
(2)人の生命、身体又は財産の保護のために必要がある場合であって、ご本人の同意を得ることが困難であるとき
(3)公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、ご本人の同意を得ることが困難であるとき
(4)国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、ご本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
当法人は、個人情報を適正に取得し、偽りその他不正の手段により取得しません。
当法人は、あらかじめご本人の同意を得ないで、個人データ(個人情報保護法第2条第6項に定義される「個人データ」をいい、以下同様とします。)を第三者に提供しません。ただし、以下の各号の場合はこの限りではありません。
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(3)公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、本人の同意を得ることが困難であるとき
(4)国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、本人の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
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